入社する気のない面接のはずが・・・
今日は面接に行ってきました。
というのも、入社する気のない面接でした。のはずだった・・・。
ある日・・・
派遣会社新人女A「俺さん、いつもお世話になっております。初めまして、Aと申します!今日はとっておきの話があってお電話させていただきました!俺さんのご状況についてお聞かせいただけますでしょうか?」
俺「いまは、事情で現職を休職していて転職については今のところ考えておりません。」
派遣会社新人女A「ご説明いただきありがとうございます!休職中とのことで、いちど会っていただけないでしょうか!?とっても良い会社でもう本当に俺さんにも」
俺「すいません、今は転職については考えていないので結構です。」
派遣会社新人女A「かしこまりました!では、また気が変わりましたらご連絡お待ちしております失礼いたします!」
ガチャ、プー、プーー。
俺「転職探してたときは、全然連絡なかったのに何故このタイミングでかけてきた。はぁ。」
5分後・・・
派遣会社ベテラン男S「いつもお世話になっております、Sです。俺さんお久しぶりです!お元気にされていましたか!!」
俺「お久ぶりです!ええ、なんとか生きている状態です!」
派遣会社ベテラン男Sは、私が切羽つまっているときに色々と助けていただいて恩があった人物。
派遣会社ベテラン男S「俺さん!悪いようにはしません!」
俺「いや、そう言われても、休職中で転職する気はないんですよ。」
派遣会社ベテラン男S「ええ、新人Aからも俺さんのご状況についてお聞きいたしました!俺さん、会っていただくだけで良いのです!今の休職について、こちらはなにも意見は言えないのですが、是非ほかの会社も見ていただいて果たして今の会社に復帰する価値はあるかなど俺さんに比較していただきたいのです!また、条件については~~~でいかがでしょうか!?」
俺「うむむ、せっかくのところありがたいのですが、、、行かない会社に面接に行くというのも迷惑がかかってしまいますし」
派遣会社ベテラン男S「いえ、とんでもございません!こちらとしては、会っていただくたけでとてもありがたいのです!俺さんの悪いようにはしませんので、どうか一度だけお願いできないですか!?」
俺「わかりました、ではお会いするだけという形で良いのでしたらお会いいたします。」
派遣会社ベテラン男S「ありがとうございます!!場所なのですが、あとでメールでお送りしておきますね。」
俺「了解です、確認しておきます。それでは失礼いたします。」
ガチャ、ツーツー。
という感じで、まんまとのってしまった。
どこまで流されるのか、いい加減、しっかりしないと俺。
で、本日・・・
派遣会社上司男B「俺さん、お久しぶりです!少しお痩せになられましたか!?」
俺「お久しぶりです、到着の時間の15分前についてうろうろしておりました。痩せていますか?(やつれているの間違いじゃ・・・)」
派遣会社新人女A「初めまして、俺さん!本日はお忙しいなか、来ていただきありがとうございました!どうかよろしくお願いいたします!」
俺「あ、はい、よろしくお願いいたします。」
派遣会社上司男B「そこの、喫茶店で待ち時間つぶしましょう!」
俺「え、あ、はい。」
喫茶店にて・・・
派遣会社上司男B「俺さん、今日の会社はもう二度とうちから面接いけるか分からない素晴らしい会社です!」
俺「あ、はい」
派遣会社上司男B「ま、珈琲でも飲みましょうか!」
俺「いや、お金かかるんで結構です!!!」
派遣会社上司男B「こちらで、払いますから(笑)」
俺「いつも払ってもらってるので!!」
派遣会社上司男B「大丈夫です、いくらでも払いますので!!」
俺「あ、はい^^;」
んで、面接・・・
面接官C「うちの会社はこういうシステムで、俺君に是非やっていただきたいものがあります。」
面接官B「若い人材が少なく、俺さんに是非とも!!お願いしたいと思っております。」
面接官A「このようなゲーム性のあるシステムで、俺さんであればすぐに慣れると思うので」
俺「なるほどですね、これはjsのライブラリで作ってますでしょうか?」
面接官A「その通りで、かなり勉強しました!!」
俺「(これ勉強することないライブラリやで)」
面接官B「俺さんは現在、正社員をされているとのことで、何故うちにきたのでしょうか?」
俺「ぇーと、○○会社の○○に興味があり条件があえば転職について考えさせていただこうと思ったからです!!(派遣担当ベテラン男Sに載せられたなんて言えない)」
面接官C「もし、俺さんが入社していただけるならバックアップとして新人教育で研修や、またツールや欲しいデバイスなどあれば導入する考えです。また、時短勤務なども可能です。」
俺「!?」
面接官A「うちの会社は、昼食が無料で食べれるので昼食代はかかりません。」
俺「!?!?(あれっ、普通の会社ってこんなんやったっけ?)」
面接官B「また、俺さんには是非正社員になっていただきたいので会社としては育てていこうと考えております。」
派遣担当上司男B「それでは、そろそろ面接のほうよろしいでしょうか?」
俺「ええ、本日はありがとうございました!」
面接官C「良いお返事お待ちしております。」
面接後・・・
派遣会社上司男B「たった今、先方から来ていただきたいとの連絡をいただきました。いかがでしょうか?」
俺「ぇえ、すいません。明日まで返事待っていただけますでしょうか。」
派遣会社上司男B「わかりました、何がひっかかっているでしょうか?」
俺「ぇーと、とくにないのですが、一晩考えたいのです。よろしいでしょうか?」
派遣会社新人女A「是非とも、明日良いお返事お待ちしております!それでは、失礼いたします!」
俺「かしこまりました~^^;」
うむむ、困った。
非常に困った、今の会社にいる必要・・・う~ん、いやでも退職はまずい。
非常にまずいし、傷病手当の件がある。
明日、断ろう。
帰宅後・・・
俺「会社からskypeに連絡きている。」
skypeにて・・・
事務「お疲れ様です。傷病手当するに当たり、保険者記入欄と医師記入用の傷病手当申請書を会社に送付ください。以上です。」
やばい・・・非常にまずいことになった・・・。
というのも、実は3日に1日は通院していると上司に報告してしまっていた。。。
なにがまずいのかというと、私は適合する薬をもらうため複数の病院に行っており、傷病手当を書いてもらえる病院は2,3回程しか通院していなかったのだ。
それに、私の病気は「うつ病」
傷病手当申請所の医師記入欄には、病気の原因にまつわる出来事の詳細を記入する必要があったのです。
原因は明確で、それは絶対に人に言えない、ここでも言えない私の過去にまつわる出来事なのです。
色々と調べた結果、会社記入欄の傷病手当申請書だけ会社に書いてもらいこちらに送付してもらう方法もあるとのことだった。
これは保険組合でも許可しており、個人情報にあたる書類は強制できないとのことだった。
俺「すいません、個人情報なので上記については送れませんので、こちらに会社記入用だけ送っていただけないでしょうか。」
とりあえず、連絡しておいた、まだ返信はこない。
もし
事務から、「それでは、申請は書けません。」と言われたら・・・。
考えてると、足が震えてきた。。。。
で、全身も震えてきた。。。
家賃滞納、
携帯代滞納、
ガス代滞納、
電気代滞納、
食費なし、
、、、、
とてつもない恐怖が俺を襲ってきた。。。
転職しよう。
今日行った、面接のところ、明日の返事は待ちにしてもらって、会社に電話して傷病手当申請書送ってもらえるか聞くだけ聞いて無理なら退職の旨を伝えてさっさとこんな会社やめよう!!!
そうだ!
そうだ!
辞めよう!!
退職してやるんだああああ!!!!!!!!
バタッ!!